新しい誕生石が加わりましたが、ご自身の誕生石をご存じですか?
何度もブログにも書いていたりしますので恐縮ですが、昨年末に誕生石に新しい石が加わりましたね。
この誕生石について、軽~い感じで読んでいただける本のご紹介です。
ジュエリー冊子の『Hills』の最新刊と『七ツ屋志のぶの宝石匣17巻』
新しい誕生石の特集や物語になっています。どちらもシバタにありますので、ご興味のある方はお気軽にお申し付けくださいね。
そう言えば!!
四月の誕生石に加わったモルガナイの紹介として、ありがたいことにシバタにあるこちらの指輪を今回のジュエリー冊子『Hills』に掲載してもらいました。なんだか我が子がアイドルになってグラビアに載ったら、こんな感覚になるのかなってくらいに嬉しいワタクシです。
まさに桜の花の色のような優しいお色目のモルガナイトは春にピッタリな石。この石の名づけに関わるモルガン氏の誕生日が四月だったことで四月の誕生石に加わりましたが、桜の花が誰しもを癒してくれるように。。。眺めていると、なんだか気持ちが落ち着いてくるような石だなぁと思います。
ちなみに今月九月の誕生石にはクンツァイトという、やはりピンクのお色目の石が新しく加わりました。このクンツァイトも名づけのきっかけになった鉱物学者のクンツ博士の誕生日が9月29日だったことで新加入になっています。このクンツ博士は今で言うところのギフテッド。超人的な頭脳の持ち主でティファニーの全面協力を受け、鉱物学を研究しました。そして1912年にアメリカで従来の誕生石を決めたのも、このクンツ博士でした。
17巻の七ツ屋志のぶの宝石匣のなかで
「誕生石って勝手に増やせるもの?」とか「宝石業界の陰謀で・・・」というセリフが出てきます(*_*;
たぶん、そんなことを思われた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。誕生石は国々によっても多少の違いがあって、例えば日本では五月の誕生石はエメラルドとヒスイですが、ヒスイが入っていない国が多かったりします。なんだかアバウトな印象も与えますよね。
そもそも誕生石は諸説ありますが、旧約聖書や新約聖書の中にも出てくるほど太古から存在したようで、18世紀ころにポーランドに移住したユダヤ人がお守りとして着けていたところから誕生月の石として広まっていきました。これを整理したのがクンツ博士で、1912年にアメリカの宝石商組合によって誕生石というものがメジャーデビューした。超簡単に誕生石を説明すると、こんな感じです。そして2021年に、新しい宝石が誕生石に加わったということになります。
確かに宝石業界の陰謀。。。。かもしれませんが、大切な人や自分自身をずっと守ってくれる存在であるもの。手のひらに乗るほどの小さな石が世界中で長年に愛され続けているのは、太古の歴史やクンツ博士の功績だけでない理由がそこにあるからかもしれないとシバタは思うのです。
秋の味覚をお客様からいただきました(*^^*)
「栗きんとん」!!
秋らしく、ほっこりと温かいお茶を淹れて食べました。ありがとうございます。