指輪のサイズ直し

『指輪のサイズ直し』のご相談を多くいただいております。ありがとうございます。
そこで、以前に書いたブログで恐縮ですが少し書き直して掲載させていただきます。もし指輪のサイズでお困りの方がいらっしゃいましたら、ほんの少し・・・だけでも参考になればなと思います。

まず指輪のサイズのお直しは素材やデザインで出来るものと出来ないものがあります。
基本的には
K18・K14・K10
Pt950・Pt900・Pt850
K18WG・K14WG
などの素材の指輪はサイズのお直しが可能です。

指輪の裏側に、このように素材の刻印がされています。お確かめになってみてくださいね。文字が消えかけている場合など、分からない時は確認させていただきますので遠慮なくお問い合わせください。

最近はシルバーの指輪のサイズの直しが出来るのか。そんなお問い合わせも多くなりました。
シルバーの素材のサイズのお直しは、出来るものと・出来ないものがあります。たいへん恐縮ですがシバタまで足をお運びいただければと思います。実際の指輪を拝見しないとお答が出来ません。よろしくお願いいたします。

『サイズを直す』
この作業の工程はサイズを大きくする場合と小さくする場合で違います。
大きくする場合は→指輪の一部を切り、そこに大きくするサイズ分の金属を足します。

小さくする場合は→指輪を切り、地金を切り取ります。

何番大きくするのか、それと指輪の素材や幅などによって費用が変わってきます。小さくする場合も素材によって費用や納期が変わってきます。
また
指輪のデザインが凝っていたり、某ブランドのものだったり、エタニティのデザインだったり。
このような理由で「この指輪、サイズ直し出来ないよ」
そのように他店で断られた指輪も、よろしかったら一度見せてください。指輪によっては、断られた指輪のサイズ直しがお引き受けできることもあります。どうぞ遠慮なくご相談くださいませ。

指のサイズは一日の間でも微妙に変化します。夕方になると靴がきつくなるように、指にむくみを覚える方もいらっしゃいます。また季節によっても、それを感じる方も多いです。これは体内の水分量などが原因です。このような微妙なサイズの違いは、指輪のサイズ感が「ユルメが好き」「ピッタシが快適」個人のお好み的な感覚になるのかなと思います。
ちなみにですが、むくみやすい方や指輪の着け外しが頻繁な方は『やや緩め』がおススメです（もちろん、手を下げただけで。あるいは手を洗う度に指輪が抜けそうではダメです）
指輪を嵌められた時の感覚も大切だと私は思います。シバタではサイズに迷われたりされる場合は、リングゲージだけでなく、実際の指輪で何番が良いかを試していただき何番かをお決めいただいています。

年齢とともに指の太さや指の形状が変わってくる。指輪のサイズが変るのは女性だけではありませんが、やはり指は女性の人生を物語っていると私は常々思います。指輪は着けた時にご自身が見つめることが出来るジュエリーです。だからこそ、お気に入りや大切な指輪は嵌めて愛でていただきたい。宝石箱に並べて愛でるのも、それはそれでステキ・・・^^　ですが、やはりジュエリーは着けてこそジュエリーです。最近は金価格の高騰でジュエリーの価値観が変わってしまいそうですが、ジュエリーがご自身の相棒のような存在であること。シバタはそれこそがジュエリーの持つ一番の意味だと思っております。ジュエリーのお困りごとなどがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。