時計のこと

シバタの事を少しずつ、あらためてご紹介していきます。今回は時計のことを書きます。

以前にシバタの店舗のあった商店街で、我が家は「時計屋さん」と言われておりました。義父が戦後すぐに竹鼻の町中に時計屋として店を構えました。今のシバタはジュエリーがメインの店舗なのですが、今でも多くの方から『シバタ時計店』と呼んで頂いています。

腕時計・掛け時計・目覚まし時計やストップウオッチなどの販売しています。主な取り扱いのメーカーはセイコー、シチズン、カシオです。

もちろん！各種時計の修理も承ります。分解掃除、デンチ交換、腕時計のバンド替えや長さの調節。最近では、ソーラー時計の時間合わせ等のお問い合わせも多くなりました。

石油ような匂いと、机いっぱいに置かれた工具類。嫁ぐ前、初めてシバタに行った時の印象がそれでした。

掛け時計のゼンマイ。今は掛け時計と言いますが、柱時計という言葉がしっくりきますね。あの「ボンボンボン」と鳴る音が、真夜中は怖かった。。。。

この３０年で、電話と同じように時計も格段の進化を遂げました。それは手巻きからデンチ、そして電波でといった技術のことだけでなく…時計そのものの価値観も大きく変わってしまいました。ですが、大切な時計を使っていく。その気持ちだけは、ずっと変わらずに持ち続けていきたいと思っております。