7月の誕生石 ルビーの指輪のご紹介
東海地方も梅雨明けしたのかな?って感じの青空と暑さですが、気が付けば…7月に入っていましたね。雨が続いたせいか、まだ6月って気分でした(-_-;)
気を取り直すために今月の誕生石のことなんかを書こうと思います。7月は「誕生石界では最もメジャーかもしれないルビー」です。
ルビーはコランダムという鉱物です。理科の勉強的に言うと、コランダム(日本名は鋼玉)はアルミニウムの酸化鉱物。コランダムの本来の色は無色ですが、酸化アルミニウムの結晶に1.89%の酸化クロムが入ると、赤色、つまりルビーになります。ちなみに、同じコランダムであるピンクサファイヤはこのクロムの含有量が多くなります。ルビーはダイヤモンドに次ぐ硬度があるので、日常的にガンガンとお使いになっても問題ありません。
シバタ的に日常使いにオススメしたいルビーの指輪、ダイヤモンドとルビーの一文字リングです。
ルビーの採鉱に関する記録は2500年以上前から存在します。古代インドでは「宝石の王」として。古代ローマでは「戦士の守護石」として。歴史上の
多くの権力者に愛されてきました。掘ったら、出てきた赤い石!!きっと珍重されたにちがいありませんね 。今でもパワーストーン的なことを調べてみると、魔除けとか勇気や自信。そんなことが書いてあります。
多くのルビーは発色をよくするために加熱処理が施してあります。加熱処理のしていないルビー、非加熱ルビーは希少なため宝石としての価値は高く、金額的にも当然高くなります。じゃあ。。。加熱してあるルビーって良くないの?って思われるかもしれませんが、そんなことはございません。これは、素材の元からの良さを引き出すための加工。誤魔化すのではなく、際立たせるための処理とお考えいただければと思います。ちょっと古い映画の「風と共に去りぬ」で、ヴィヴィアン・リーがウエストをコルセットで締め上げます。もともと細いウエストがより細く際立ちます。最近Lサイズのスカートも入らなくなってきたシバタは、いくらコルセットを絞ってもどうにもならない。。。って感じかな。(ルビーの似合う女優を考えていたら、ヴィヴィアンリーが浮かんだので…アホなことを書いてしまいました)
こちらは、非加熱ルビーの指輪です。非加熱、ピジョンの鑑別書が付いています。
さて、こちらのルビーのジュエリーはシバタの店頭にはございませんが。。。
数年前、あるオークションの下見会に参加した夫が写してきた写真。豹のモチーフなんでカルティエですね。これでもかってくらいダイヤモンドを贅沢に使ったブレスレットです。資料が無いので尻尾が巻き付いているルビーの大きさは詳しくは分かりませんが、さぞや手首に着けたら重いだろうって感じます。イブニングドレスを着て、こんなブレスを嵌めて、ハリウッド女優のようにレッドカーペットを歩いてみたいな。。(*^^*)