クリソベリル・キャッツアイの指輪
クリソベリル・キャツアイの指輪です
K18のごくごくシンプルな枠に収まった指輪。ですが、クリソベリル・キャツアイの魅力「猫の目」がとってもきれいに出て、思わず「わぁ~~」と声が出ました。でも情けないかな。。シバタのカメラの腕前は本当に残念。何度も挑戦しても、このキャッツアイの魅力を映し出せないのが情けなかったです。無駄のないシンプルな枠にすることで、この石の最大限の良さを活かしているなぁと思います。ちょっとの間、見惚れておりました。
(こちらのデザインはシバタでもリフォームのご相談の時に、「こんな感じで」とお話をいただく人気のある指輪のデザインです)
ちょっと引いて写してみました。
石の表面を丸く山型に整えるようにカットすることカボションカットと言います。クリソベリルの針状のインクルージョンと平行になるようにカボションカットを施すと、石の表面に線が現れてきます。これがネコの目のように見えます。クリソベリル・キャツアイは線が石の真ん中にくっきり出るものが良しとされます。
この一本の線が出ることを『シャトヤンシー』と言います。線に光にあてて動かすと、この線が左右に移動します。石の厚みがあるほど、シャトヤンシーの効果がはっきりと出ます。また光源に近い・遠いで色味も変わっていきます。鉱物クリソベリルは、このクリソベリル・キャッツアイと光源によって色を変えるアレキサンドライトが代表格です。どちらも光のあて方で色味が変化する。クリソベリルを見る度に、ホントに神秘的な石だなぁと感じます。
(以前にシバタにあるキャッツアイで色味の変化を写した動画です)