
お念珠のこと
シバタは、お念珠のお取り扱いをしております。
お念珠のお問い合わせで多いのが『白い珠で、白い房の本連の念珠』です。冠婚葬祭には、やはり東海地方は未だマナーを重視する土地柄。嫁がれるお嬢さんやお孫さんにはキチンとしたものを持たせたい。そのお考えは不滅だなぁとお客様のお話を伺いながら感じます。
もちろん、
やっぱり「シバタもかくありたい」と思います。どんな形式になっても、特にお悔みの時は、その場に相応しい装いを出来る限りは心掛けていたいです。
(ちなみに白い珠は真珠・珊瑚・水晶などです。↓こちらは珊瑚の本連念珠)
それに伴い、お念珠の房替えや糸替えなどもシバタは承ります。
白い正絹のお房は、やはり黄ばんできます。また、お念珠が切れそう。いきなり切れてしまった場合などなど。そんなお念珠に関することがありましたら、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
さて、
いつも念珠や房替えなどをお願いしている京都にある業者さんが、シバタに立ち寄ってくれました。やはり仏閣の多い京都は通りの名前に上数珠屋通り。そんな名前がついているように念珠屋さんだけでなく、仏事のお道具関連の会社が多くあります。
その業者さんが「ちょっと面白いもんがありますぅ」と見せてくださったお念珠
こちらは誕生石に由来した片手の念珠です。12種類あるように、一月はガーネット、二月はアメシスト、三月はアクアマリン。四月はモルガナイトというように、誕生石が親玉に使ってあります。お房のお色目も、それに合わせた色です。
お悔みの時などの正式な場面ではお控えになったほうが良いかと思いますが、お守りとして大切な方に贈られるのに良いかなぁと思いました。
そして、こちらは螺鈿が施されている念珠。アワビの貝の螺鈿が施されています。写真は男性用ですが、女性用のもありました。
これは、シバタが使っている珊瑚の念珠です。。。が、気が付けば房が黄ばんでしまってる@_@
房替えをお願いしましたので仕上がってきたら、(ちょっと恥ずかしさもありますが)房のビフォーアフターを見ていただこうかなと思ってます。