螺鈿のブローチ
螺鈿のブローチです。まるでカエルと同じように載っているのは芥子の真珠です。
螺鈿という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。ミーハーなシバタ的には、テレビドラマ『チームバチスタ4螺鈿迷宮』の螺鈿が、すぐ思い浮かびます😅 (劇中で栗山千明が螺鈿のペンダントを着けていたのを、しっかりチェックしておりました)
『螺鈿』とは、漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法です。貝殻や虹色の光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、木や金属に漆で貼り付けていく手法のことです。螺は貝、鈿は散りばめることを意味します。貝を散りばめた螺鈿を拡大してみました↓
宝石は偶然がたくさん重った地球の産物です。地球の中から、なんて美しい石が出てくるんだ。。。そんな石の美しさを前にすると、思わず息を飲みます。例えばピクエなどの象嵌やこの螺鈿。職人さんの技術と熱意と根気を醸しだす宝飾品は、ただ…ただ…時間が経つのも忘れて眺め続けてしまいます。ぜひ、手に取って見つめていただきたいジュエリーです。